夜への長い旅路 Bunkamura 0612

大竹しのぶがえぐかった

 

3時間越えです

長いって聞いてたし、重いってわかってたし、

きちんとあらすじ読んで(大正解だった)、ちゃんと寝て(これも、大正解)挑んだ

これは、彼方とこちらの勝負です

 

薬中の母親役である大竹しのぶさんがすごかった

重たい舞台は理解できない自分が悲しいので自分から進んで観に行くことが少ないんから、大竹しのぶさんを生で今まで見たことなかったけども

薬中の母親の2面性、3面性…をもう、入ってきた瞬間、薬が切れてきたタイミングが顔やオーラや声でこちらに伝わるようにわかるからほんとにもうすごい、

 

なにか、誰かへの依存とは執着とはなにか、何がきっかけで、どこからがそれに当たるのか

そして、どうなっていくのか

自分のせいなのか、他人のせいなのか

自分は大丈夫だろうか、実は、中毒なのではないか

ちょっとだけ考えてみたりした

 

正直、見るのもかなりしんどかったけど、

実際そういう状況の人は、

毎日があれの繰り返しなわけで

 

あの、話が噛み合わない感じがもうキツくて、

ひとりで生きていくのもしんどいけど

誰かと暮らすのも

共に暮らす家族が壊れていくのも

しんどいな。

 

ありふれた小さな幸せって、すごくすごく大切で、難しいことだな

と感じる今日この頃です